VP-16
Bu,No,161338
VP-16は、フロリダ州ジャクソンビル海軍航空基地をベースとし 長らく大西洋方面の哨戒を担当していた部隊だったため 日本で撮影できる機会はめったにあるものではなかった。太平洋戦後の1946年5月に設立した部隊で 最初の使用機はPBYカタリナ飛行艇。P2V-5を経てP-3の運用部隊となっている。
 日本には2008年に沖縄嘉手納に配備されたそうであるが、レターが付いていないので全く記憶に残っていなかった。2011年11月,それ迄のVP-40に変わって約半年間嘉手納駐留となったもの、最初は彼らのマーキングには期待していなかった。しかし 何と隊長機には往年の赤いラインと”War Bards”の白頭鷲の絵柄が入っているとの情報! P-3好きの私にとっては願ってもないことである。仕事の都合を付け休みを取って嘉手納に赴くこととした。
4月4日の1日だけで LF-333以外の5機のP-3Cが飛行した、このおかげで駐機ポジションが変わり 一番東側に移動していたため シャッターチャンスががある。夕方 日はすでに沈んでいたが 今撮っておかないと撮れるチャンスはないかもしれない。撮っておこう!
翌日 4月5日は、雨の多い1日となり 次の4月6日にはエプロンから LF-333だけが消えて姿が見えなかった。やはり 少し暗かったが撮影しておいて良かった。Bu,No161333は、以前はVP-65に所属していた機体で アップデートUである。
今回の嘉手納詣での目的がP-3Cだったこともあり 毎日よく飛んでくれたVP-16には感謝であるが それにしてもLF-333以外はすべてフライトし 一日中嘉手納基地上空を舞っていた。その為、ローパスやタッチダウンの際にかなり機体を傾ける場面にも遭遇し、捻りを撮ることもできた。
Bu,No,158215
Bu,No,158567
今回のVP-16の機体には、全機”LF"のレターとウォーバードが書き込まれていた、嬉しい限りである。但し ”VP-16”の表記は一切なし 写真のLF-567は、Bu,No,158567で 長い間VP-16に所属している機体。
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2012年4月3日 全国的に台風並みの強風が吹く中 羽田発の多くの便が欠航となったが 幸い那覇行きだけは予定を少し遅れただけで無事沖縄へ。翌日 朝一番にP-3Cの見れる場所に向かった、よかった・・LF-333がエプロンにいてくれた。だが 僚機に妨げられ全体の撮影はできない。
Wings
アップデートV 以前VP-4に所属していた機体。
Bu,No,160283
(2012)